セントラルコンポーネント をクリックします。
次に 財務会計FI をクリックします。
まずは 一般トピック より 読み砕きます。
① 財務会計 FI の FIとは
良くSAPでは FI担当って言いますね これ何の意味
翻訳サイトで 以下の 日本語を翻訳してみます。
「 私は財務会計担当です 」
すると
「 I am financial accounting charge. 」 となります。
財務が Financial で 会計は accounting なんでしょうか
FIってよくいいますが これって Financial の略でしょうかね。
ちなみに 英語のHELP には Financial Accounting (FI) とあります。
② この「一般トピック」の大切な 事がらは
ずばり ロジスティック(LO)「購買在庫・出庫・販売管理」や 人事管理(HR) モジュールで
伝票起票すると 正しい設定ならば 正しく 会計処理される。
という事が読み取れます。
実際にERPを利用すると 会計取引が発生するケースとそうでないケースがあります。
例 ・・・・・・・・・・・・
1)標準購買発注( 仕入先に注文 ) -------- > 会計取引は発生しません。
2)標準購買発注で発注した 商品が 入庫 -----> 商品勘定が相手勘定仮勘定で仕訳が発生
3)請求照合されて請求が確定されます ----------> 仮勘定と債務伝票が仕訳されます。買掛金が発生します。
4)業者さんより 注文を受けました 受注伝票作成 ----> 会計処理されません
5)出荷伝票を作成します ------ > 一般的にはここでは会計処理されません。
6)出庫されました (出庫伝票発生) ----- > 商品が減少して 一般的には 売上原価が発生します
7)請求伝票がリリースされます ------- > ここで 得意先統制勘定で 債権が発生します。
8) 仕入業者さんの支払は支払約定日に基づいて自動支払処理します ----> 決済も含めて会計処理
9)請求に基づいて 業者さんから入金がありました。会計の入金トランザクションで選択消し込み --->会計処理
財務会計FI の仕事は これらの取引の勘定連絡を決めて 勘定コード設定 が大きな仕事となります。
逆に 財務会計FI担当が リーダーシップを取らないと 請求の際の設定がとんでもない勘定設定になる
事もありますね。
つまり なぜ 大きな投資で ERPを導入するのか
答え: 取引の情報系の仕組みから リアルタイムに会計データを生成する為じゃないかなぁ・・・
ある規準で 「 ロジスティック(LO)販売管理(SD)」 で請求がされたら、会計上の 借方 債権 ・ 貸方 収益(売上)
の会計処理がなされ 結果 財務諸表にリアルタイムに数値が 増減するんですね。
言葉にすると とっても 簡単なんですが FIの勘定設定と組織 SD側の 条件設定と勘定誘導 場合によっては
販売組織構造が上手く連携しないと 「 最後FI担当に なにやってんだぁ~ 」 ってお叱りが来るわけですよね。