お約束:
資料はSAP社の http://help.sap.com
SAP Library | |
SAP ERP Central Component, Release 6.0, SR1, incl. SP11, November 2007 |
を利用しています。
「当記事は個人的な見解と知識で作成しております、当記事はあくまでも個人の発言である事をご理解の上 お読みください 」
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その4の 「 おさらい・・・・ 」
ポイント ---> クライアント・会社・会社コード・事業領域
この内 クライアント(GUIのログイン画面の100とか800の事)
クラインとには マスターとトランザクションテーブルが独立している。
ABAPで作成したプログラムなどは 共通です。
SAP ERP のオブジェクトとしては クライアント依存型とクライアント非依存型があります。
最も重要は、会社コードです。 クライアントと会社コードは必須です。
設定例: 親会社はBP01 その他の子社が BP02 BP03 SAPのクライアント800では グループ会社 A に 三社が 包括されています。
ポイント: BI-SEM や BO-FIでの連結以外の場合は 「 会社(会社コードない) 」の設定は不要(使わない)場合があります。
例として
クライアント800 で
会社A ( 勘定コード表 A1 会計年度は3月度 )
BP01 勘定コード表 A1 会計年度は3月度
BP02 勘定コード表 A1 会計年度は3月度
BP03 勘定コード表 A1 会計年度は3月度
この場合 会社Aを 財務諸表ひとつで グループ的な財務諸表として作成する可能性が生まれます。
ただし、「出来る事」と「実現できる」事は違います。
特に「連結は 外部プログラムで連結する」ケースが多いでしょうから。
私の設定は
クラアイアン 800
会社A(設定はあるが 実際には利用する事はなし)
会社は 国内 勘定コード表は同じにして 財務諸表バージョンは変更してます。
デザインとして 「 クライアント800 で 会社はとりあえず設定 会社コードは11社設定 勘定コード表は 共通 財務諸表バージョンは 親会社と子社は別にしました。 事業領域は 事業領域=必要なセグメント にはならない為 利用を断念 」
さぁ次に お話が 「 勘定コード表 」という キーワードが発生です。
SAPHELPを読みますと
会社を連結で財務諸表でまとめる前提は 「 同じ勘定コード表 」を利用し、且「同じ会計期間の場合です 」
では 勘定コード表とは
勘定コード表( 例: CAJA )
①TRC(トランザクションコード) FSP0 で 勘定コード表に 勘定コードと一般的な特性を作ります。 次に
②TRC(トランザクションコード) FSS0 で 会社毎の 勘定を作成して設定します。
FI(財務会計領域)では 勘定コードの設計が 「もっとも重要」と私は思います。
FS00 - 共通 とは 勘定コード表の一般情報と会社コード情報を同時に作成変更します。(私見)一つの会社だけなら良いですが、複数の会社の場合はちょっと利用で混乱する場合があると思いますよ。
FSP0 -勘定コード表 は 勘定コード表(例 CAJA )の基本的な勘定を登録します
FSS0 は 利用の際に 会社単位での設定に利用します。
( ポイント: 管理会計(CO)を有効にしてる場合は 原価要素を忘れずに設定してください )
キーワード:
クライアント 会社 会社コード 事業領域
勘定コード表 財務諸表 原価要素
※ 原価要素は 管理会計のパートで 記事にします。 ここでは 管理会計を有効にした場合は(厳密には原価要素会計ですが) 同時に設定する事がポイントです。
上記は 勘定コードのガイドです
※注意 当記事はあくまでも 個人の認識と見解による記事です、SAPERPのプロジェクトで御苦労されている方の一助になればと考え 作成しております。
正しい答えは、SAP社 トレーニングを受講される等 正式な情報源をご利用ください。同時に 当記事の記載に起因する、問題・課題は 私としては一切責任は通れません ご理解ください。
SAP ERP,FI,勘定コード表,白崎一哉