前回 SAP GUI の導入で用意される ActiveXを
EXCEL VBA より 利用して とりあえず ログインが可能となった。
この時の課題
「 サイレントログオン(パラメータ設定のみでSAPにアクセス)する場合、コードページ8000の設定が必要であった 」
※ わかるまで非常に大変であったが・・・・・
今回のテーマは さらに 汎用モジュール RFC_READ_TABLE について少し整理する。
汎用モジュールとしては 「 目的のフィールド取得やデータ取得」データ取得という事は可能な限り取得するデータを見積もっておく必要が肝心( データ量が大きすぎてどうしていいかわからなくなるぞ・・・・ 笑 )
では RFC_READ_TABLE について調査してみます。
- RFC_READ_TABLEは 汎用グループ SDTX でこれはディスクトップアクセスというグループ名です。「 sap rfc_read_table 」 で検索すると そこそこ結果があります。
- 汎用モジュールの構成は インポートで情報を与え 汎用モジュールをCALLして 結果をTABLEオブジェクトで返す内容です
具体的にはな機能はインポートでテーブル名称を与え、結果をフィールドとデータで受け取る形です。 - SE37で RFC_READ_TABALE を参照して、インポートを確認 テーブルを確認、テストモードで たとえば SKA1(勘定コード一般ビュー)で実行すると SKA1のフィールドが返ってきて さらに DATAテーブルには データが入ってきます。
SE37を利用してみる。
RFX_READ_TABLE を入力して 「照会」する。
確認ポイントは インポート エクスポート テーブル
汎用モジュールによっては 「汎用モジュール文書」を確認する事が可能
テストボタンをクリックして
対象テーブル SKA1 を入力して 実行
フィール(項目)とデータが戻っている事が解ります。
この時 OPTIONテーブルに条件式を適用出来と考えます(後日調査)
これにより
MSアクセス や MSエクセルによる SAPとの直接通信(TCIP)によるRFC型の汎用モジュールや BAPIが利用可能と推測できます。
考えられる例:
「 勘定一覧の作成 」
シートに SKB1(勘定コード会社ビュー)一覧をダウンロードして、同時にテキストもダウンロードして VBAで勘定コード一覧の整形を実施する事も可能かな・・・
また BAPIの中には 登録型の ものもありますので 利益センタの登録EXCEL等作成可能ではと
最終的には 汎用モジュールを 属性 リモート可能 とすれば
1) BAPIで基本データを内部テーブルに入れて
2) Loopで二次処理し その結果を RFCのテーブルとして返す
この結果 目的処理後のデータテーブルのみ取得が可能となると
そこで さらに次は VBAによる インポートおよびエクスポートパラメータテーブルの利用について検証してみます。
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