最近 SAP ERP FI の構築にかなり時間を費やして
もんもんしてる jaian です。
SAP ERP FI の 構築を行ってる 私と同じビギナーさんへ
※ 以下はあくまで私見です、その導入対象のプロセス
業種・実現する内容により大きく変わってきます。
あくまで参考に留めてください。 By jaian
FIを構築する際 もっとも重要なのが
GL勘定の コード設計と利用方法です。
これって 「これが正解って」ないんですよねきっと
そこで ビギナーの皆さんへ
「絶対に妥協すべきではないもの GL勘定設計 」
ベストプラクティス を基準にお話を進めて行きます。
何を妥協してはいけないか
ずばり 「 コードレンジ = コードの並びです 」
このコード設計については 出来るだけ
ベストプラクティスを意識しつつも
会社の要件により きちんと設計する必要が
私はあると思います。 妥協してはいけない物です
GL勘定は 原価センタ会計 につながります
また 財務諸表バージョン の作成
原価要素のグループ など この設計で非常に
後続の作業が 大変になります。
カスタマイジングでは 設定で 自動で 原価要素を
作ったり バッチインプット( バッチで一気に作成する方法ね )で
作成したりします。
「 勘定を登録する場合 原価要素をマニュアルで登録する
方法しか提案されない場合、自動はありませんか と聞こう」
この時 コードレンジが あまり ばらばらだと
設定が非常に煩雑になります。→ 結果 原価要素をマニュアルで
って話になるんですよね
押されるべき内容
貸借対照表の勘定は
1) 明細管理が必要な場合 → 消しこみ管理を検討する
たとえば普通預金のGL勘定 これは 消しこみ管理を有効にすると
えらい事になります。
一方 仮払い などは 期末明細が欲しくなりますね。
統制勘定をうまく利用する方法 または消しこみ管理を利用する方法
この時 発生は FB50でも良いですが 消しこみは 明細選択から
消しこみすべきかな
2) 次に 明確な 相手先がある場合は 統制勘定を使った方が良い
最初の頃は 統制勘定の概念が良く分からず 使うのに躊躇しましたが
実は 統制勘定をうまく使う方が 管理しやすくなります。
3)どこまで勘定を分解するか
当初 従来の会計システムは 普通預金は 一つの勘定で
区分で補助簿を作成してました
SAPは 補助簿がないんですよ。 そこで
一口座=普通預金勘定を作りました。
※ これは今でも 管理が大変でいやですが。。。他に手がないのか・・
つぎに、この発想で なんでも細かくすると 管理が大変ですね
そうすると 逆に 統制勘定をうまく使うと 管理も楽になるし
逆にいい結果 がでます。
これはポイント!
勘定の性質を 大きなグループ さらに 2段ぐらいで区分を明確にしよう。
統制勘定の特性を コンサルさんがしかめっ面するぐらい
聞こう ( しかめっつらしたら お金払ってるのになんですかその態度はって言おう)
項目ステータス を しっかり把握しよう (あまり種類を作らないこと)
( ※ 項目ステータスは あまり気にしないくてもいいなんて言うなら
ちょっと そのベンダーさんちょっと考えよう )
消費税の初期提案設定はプロとの段階は きちんと設定して
取引で 非課税がある場合は 後で設定変更出来ます。
会計上 区分的に利用出来るのは 参照キー ソートキー テキスト
などです。 ここは 何が 一番良いか さっぱりわかりません。
いまだに もんもんと考えています。
この内 ソートキーは自動誘導を 勘定で設定できますが・・・
SAPECC6.0は 誘導するソートキーの名称が 翻訳ミス
( 勘定設定で ソートキーの設定で 翻訳ミスをこれが標準ですという
コンサルさんは ちょっと 信用おけない )
一番大事なこと!
貸借対照表をセグメント(たとえば支社別など)で区分するなら
1) NewG/Lと従来のGLについて徹底的に説明してもらう
( ここで難色しめすなら スキルを疑う )
出来れば BKPF BSEG と FagleFlexT FagleFlexA のテーブルの
違いを説明してくれる コンサルさんは スキルが高いかな
2) 分割機能は絶対に有効にする事
※ 一度 利益センタにセグメント付けると 修正できませんよ 慎重に