この記事は Docker for Windows で Larabel を まず動かす事を目的に記載しています。

今回は Dockerについてかるい説明

技術的な検証はあくまで「個人の学習ブログ」としての位置づけですので、当ブログの情報から何か作業される場合はご自身の責任でお願い致します。

まずはDockerから少しご説明いたします。よくあるDockerとはというやつです。

DockerとはLinuxの仮想環境(実際にはコンテナ)の様に「親のOSからLinuxを動かす技術」ですが、Docker HUBには各アプリケーション( 例:Wordpress )のイメージがすでに登録され、それらのイメージを使うとわずか数分でアプリケーションの運用が出来るという環境です。
VMやHyperVはホストOS(親OS)とは干渉しない一つ仮想OSを動かすイメージですが、Dockerはサービスをコンテナとして、場合によっては複数のコンテナをリンクさせサービス運用を実現します。

例:Hyper-V の場合

Windows10Proの場合は「Hyper-V」は標準で装備されています。ユーザの私達はコントロールパネルよりHyper-Vを有効にすると利用しているWindows10Pro の中に Windows8 や Windows7 や Ubuntu や CentOS をフルセットのOSとして動かす事が出来ます。

具体的には

  1. Widnows10ProのコントロールパネルよりHyper-Vを有効にします。
  2. 導入するOSの必要なライセンスとメディアを用意します。
  3. Hyper-VのコンソールよりOSをインストールします。
  4. フルセットのOSとして稼働が可能となります。

例えば、開発でWindows10+VS(ビジュアルスタジオ)でC#で開発する場合(DockerにWidnowsはありません)

LinuxでGCCで開発する場合( Dockerfileで yum や apt で インストールする必要がある、あるいはdocker exec で作業するには、かなりスキルが必要です)

上記の様な場合は 仮想化の方が良いと思います。

 

 

一方Dockerは( 例としては windows10pro ) Docker for Windows をインストールします。Docker Hubよりイメージをダウンロードして、5分程度でサービスを立ち上げる事が出来ます。この時一般的には DockerコマンドでLinkすより、「Docker-compose 」 で 複数のコンテナを管理する方が開発環境をdocker-compose.yml というファイルで配布したり、dockerfile と docker-compose.yml の二つのファイルで Docker hub 上のオリジナルのイメージを使って、サービスを立ち上げる 等 Linuxベースの WEB系サービスには大変ありがたい技術となっています。

 

Windows10ProやMacやUbuntuやCentOS 等に Dockerをインストールします。

Docker Hubにアクセスして、目的のイメージを確認すします。例:Wordpress や Joomla!

Docker Hubには 導入の解説(英語)が記載されていますのでその記載に応じて Docker run やDocker-composeファイルを作成します。Docker-Compose up -d で イメージのダウンロード、コンテナ作成、コンテナ連携起動 が一気に出来ます。(※ Windows10Pro で Proxy の環境では 都度 Docker-Compose Down をしないと Stop だけですと うまくいかない場合があります)

良い面: redmain 等の構築は かなり 難しい物です、しかし目的が redmain の 運用設定が学習の目的の様な場合 

仮想化は Linux導入、必要な環境構築(ミドルウェア)リポジトリーよりインストールまたはソースからのコンパイル、Linuxの設定、データベースの用意、データベースの設定、redmain の導入

となりますが

Dockerの場合 redmain のイメージから あっという間に サービスを立ち上げる事出来ます。

 

 リンク:

まず どんな イメージ(サービスがあるか) --  docker hub ---