2010-04-01 出来事
事の発端・・・・「 CentOS5.4 で システムの更新実行 」
VMwareServer 2.0.0 を利用してたんですが
kernel( カーネル) のバージョンが上がるので
/usr/bin/vmware-config.pl ( VmwareServerの再構築 ) を
すれば 「 いいだろう ・・・ 」 と思ってましたが
完全に 「 どぼん しました 」
現象 「 VMwareRemoteConsole がエラーで 正常に 動かない 」
色々試行錯誤を繰り返し
判った事 「 glibc のバージョンが 2.5.42 にアップデートされこれが原因 と判明 」
FireFoxを 別のバージョンにして アドオン入れ替えたり
何度か VmwareServer 2.0.0 2.0.1 2.0.2 にしたり色々しましたが
結論は glibc2.5.42 を 2.5.34 に変更して やっと とりあえず 正常復帰しました。
**************** 作業手順の記録 **************************************
- 仮想マシーンをコピーします。
/var/lib/vmware/Virtual Machines をごそっと コピー - 自分のカーネルのバージョンを確認 PCの起動の際に 確認出来ますが
コンソールを開いて uname -r で確認 私のCentOs5.4 のバージョンを
確認します。 - 次に kernel-headers がインストールされているか確認します。
上記のバージョンと同じものをインストールされていなければ
インストールしておきます - http://vault.centos.org/5.3/updates/x86_64/RPMS/
この URL より
glibc-2.5-34.el5_3.1.i686.rpm
glibc-2.5-34.el5_3.1.x86_64.rpm
glibc-common-2.5-34.el5_3.1.x86_64.rpm
glibc-devel-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
glibc-devel-2.5-34.el5_3.1.x86_64.rpm
glibc-headers-2.5-34.el5_3.1.x86_64.rpm
nscd-2.5-34.el5_3.1.x86_64.rpmを 任意のローカルフォルダーにダウンロード - rpm -Uvh --oldpackage *.rpm でまとめて バージョンを下げます
- VmwareServer を一度 rmp -e VMware-server で一度アンインストール
- 念のため FireFoxのアドオンから VmwareRemoteConsleを削除
- もう一度 rpm -ivh vmware<ダウンロードした rpm > を実行
- /usr/bin/vmware-config.pl を実行して 再構築します。
- 何故か https が上手くログインしないので http://localhost:8222 で
ログインし FireFoxの VMwareRemoteConsole のアドインをインストールして
何とか WEBサーバーが復帰しました。
原因判るまで かなり ヘビーな時間を過ごしてしまいましたねぇ・・・・
VMwareServer2.0X は無償ですので あまり文句 言えないしね。
サーバーって安定したら あまり アップデートしちゃだめです ( 教訓 )
CentOS5.4 VMwareServer2.0 VMwareRemoteConsoleの不具合
白崎一哉